【死との初めての出会い】
皆さんは、大切なかたを見送った経験があるでしょうか。
私が初めて「死」というものに触れたのは幼稚園の頃でした。
同じクラスのお友達が病気でなかなか幼稚園に来られなくなり、そのままお別れとなりました。
当時は「いなくなる」という意味がわからず、また元気になって戻ってくるのではないかと思っていました。
本当の意味で「死」を意識したのは小学生の時、兄を交通事故で亡くした時です。
現実は夢かわからないまま、ただ「もう会えないんだ」ということだけを理解しようとしていました。
兄とは離れて暮らしていたので、どこかでまたひょっこり会えるのではないか、
という思いもありましたが、じわじわと現実であることを受け入れていきました。
【姿形は変わっても、魂は存続する】
人は亡くなると「もう会えない」と感じ、心の中が空っぽになって、
世界の色が消えてしまったように感じることがあります。
私自身も兄を亡くした時、両親を見ているのが辛いほどでした。
しかし、ミディアムとして活動する中で思うのは、
亡くなった方は「いなくなった」のではなく「形が変わっただけ」だということです。
例えるなら、氷が水になり、水が蒸気になるようなものです。
姿が見えなくなっても、その方の本質や魂は変わりません。
思い出の中で生き続け、肉眼では見えなくても、
私たちを見守ってくれる存在として今も生きづいているのです。
【日常に溢れるスピリットのサイン】
「分かっていても、気配を感じられない、会いたい」と思う方もたくさんいらっしゃるでしょう。
私も子供の頃、ドラマのようにふっと現れてくれないかと願ったことがありました。
スピリットは一生懸命エネルギーを使って、私たちに合図を送っています。
懐かしい音楽を耳にした時、その方が好きだった花を見かけた時、ふと風が肌をなでた時。
そんな小さな瞬間に「ここにいるよ」「見てるよ」というメッセージが込められています。
感じられない時は、一度目をつむって静かに呼吸をしてみてください。
今まで気づかなかった香りや音を感じるかもしれません。
愛する方を思い出して涙が流れるのは、心の浄化です。無理に止めず、その温かさを感じてみてください。
愛は言葉や時間を超えて届く、消えることのないエネルギーなのです。
【愛し、見守ってくれる存在】
ミディアムシップのセッションを通じて感じるのは、スピリットは皆さんが思っている以上に、
私たちのことを愛し、応援してくれているということです。
「私のことを忘れていませんか?」と聞かれることがありますが、
忘れていたらメッセージは届きません。
普段の様子を伝えてきてくれるのは、それだけ見てくれている証拠です。
皆さんの「思っているよ」という気持ちも、ちゃんと向こう側に伝わっています。
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